KGKヒデ主事の徒然日記

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教会論の学び始まる

2009年度の主事会企画が始まった。

キリストのからだ?この時代の教会を建て上げる者として?

そう、僕らは教会を建て上げる者としての召しがある。

「教会を建て上げる」

言葉として言うだけなら簡単だ。

でも、その言葉に生きようとするときに
直面しなければならないことは、

「もう自分はこの教会を建て上げることに参与できない」

と諦めそうになるくらいの現実だったりする。

「言うには易し、行なうには難し」


今日の学びのタイトルは、

「教会の系譜?中間時代を経て」

というもの。

中間時代の歴史を辿った。
(今は『第二神殿時代』という呼び名の方が一般的らしい)

捕囚による離散(ディアスポラ)、神殿の破壊、ヘレニズムの台頭と侵食

こうしたものなどが相まってユダヤ人は律法教育に
力を入れるようになった。

その中心は、パリサイ派(律法学者)。

彼らは民衆から支持されていた。

この当時は”ある意味”聖書が十分に語られていた時代。

しかし、神の目から見ると、イエス様がこの地上に
やってくるのに、

「時が満ちた」

のであった。

不思議なものだ。

聖書が十分に語られている。

ユダヤ人たちは御言葉に従おうと以前より熱心になり、
もはやバアルを拝むなんてもっての他という
時代にまでなっている。

ある意味、イスラエル宗教共同体としては、
成熟しているようにも見える。

しかしだ。

イエス様はこの時にこそ来る必要があった。

確かに、律法を忠実に守るように律法教育に
力を入れるようになったことは評価されることだ。

しかし、その一方、

行い(法律)を守ることに関心が傾きすぎ、
神ご自身を問うことが薄れてしまったのではないか、

という評価もできなくもないのだ。

そして、罪の悔い改めというよりは、
律法を守ることによって義とされる、
「行為義認」という思想体系が形成されていった。

そうした見方からすれば、

イエス様の誕生はやはり必然だったのだろう。

そして、イエス様はそうした罪の体系と真正面から
衝突したのだ。

だから、イエス様が対峙したのは、ローマ帝国やヘロデ大王ではなく、
パリサイ派や長老たちであった。

使徒の働きにおけるステパノの説教は、
自らを正しいとするユダヤ人の指導者たちへの痛烈な批判である。

「アブラハムから始まる神の救いのご計画の系譜に連なるイエス・キリストを、
お前らは十字架につけてしまった。」

というものだ。

彼らが教会の系譜から、神のご計画から
ずれてしまっていることに気づかせようとしている。

批判を超えて、非難ともいえる。

それは彼らユダヤ人のプライドをズタボロにする発言だった。


このことは今の僕らの時代とは関係ないことなのか?

そんなことはない。

最初に言ったように、今回の主事会企画のテーマは、

「キリストのからだ?この時代の教会を建て上げる者として?」

である。

「この時代」

に生きているということは、その影響を避けることはできない。

否が応にも知らず知らずのうちに影響を受けている。

それを謙遜に受けとめる必要がある。

「行為義認」

に相当する何かが私たちの時代にもあるのだ。

イエス様の救いはそれと激しく衝突してくる。

だから、この時代に問われるのは、
何よりまずキリストの教会だろう。

「世は不完全で、教会は大丈夫」

という図式ではない。

教会を建て上げるとは、そうした私たちの時代の教会に
根深く住み着いた罪と対峙すること。

それは決して楽なことではない。

むしろ、それが良いものとして教会では
受け入れられている可能性だってある。

それを問題として取り上げる時、
ステパノにユダヤ人が歯軋りを立てて
怒り狂ったように、厳しい現実と向き合うことが
私たちにも待っているのかもしれない。

しかし、教会を建て上げるとは、
この時代の教会がきちんとキリストの救いの光に
照らされることが必要なのだ。

それは私たちキリスト者がキリストの救いが何たるかを問い直し、
その透徹した眼差しで教会を捉え直すことである。

その時、痛みはあっても、キリストにある回復と希望があるのだ。


次回のお知らせ
5月15日(金)19:00?21:00@KGK事務所
教会論?「教会の素描?初代教会の姿」

学生、卒業生、興味のある方は是非!


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