KGKヒデ主事の徒然日記

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エイレナイオスが語りかけるもの

一昨日、神学校の夏休みの課題であった
レポートの発表をした。

僕はエイレナイオスという
2世紀に活躍したギリシア教父を
調べた。

この人物は、グノーシス主義が
教会に入り込んでいた時期に、
異端(マルキオンとか)と戦ったリヨンの司教。

グノーシス主義者の霊肉二元論的
救済理解に「No」を突きつけ、
自分の愛する教会の群れを守るために、
「異端反駁」と「使徒的宣教の使信」を
記した。

彼の救済理解は、人が完全な人間となること。
完全な人間とは、肉体も魂も霊から構成されるという理解。
グノーシス主義者が言うように、
人間は、質料的(肉的)人間、魂的人間、霊的人間に
分けられるとは考えなかった。

救いは肉体、魂、そしてこの宇宙に関わるというのが、
エイレナイオスの理解。

こうしたエイレナイオスの戦いは、
まさに現代の教会においても同様にある。

救いを肉体的な事柄から引き離してしまう
思想は教会にも入り込んできている。

最近の讃美の歌詞を聞いていると、
キリストの愛が内面化されてしまっている
ものが多いように思われる。

こういうわけで、僕はこのエイレナイオスという人物に
魅力を覚えたのであった。

2世紀ということもあり、神学に荒削りな部分が
あるのも確かだが、現代の教会が傾聴すべき言葉を
エイレナイオスは語っているのではないかと思う。

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