KGKヒデ主事の徒然日記

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レンブラントに魅せられて

六本木ヒルズに着いた。

初めて内部に潜入した。

以前、学生時代に、毛利庭園を訪れたが、
内部には潜入していなかった。

お金がかかっている建物だった。

驚いたのは、エレベーターに乗る時のこと。

フロントでチケットを買い、
エレベーターに乗ろうとしたのだが、
その前に立ちはだかった2枚の自動扉。

なぜ、ここに自動扉が?

why?

自動扉をくぐると、
エレベーターボーイとガールが二人。

ちょっと待っててくださいと。

エレベーターに近寄らせてくれない。

おっと、何か危険なものでもあるのかと。

傍にいたおじさんはちょっと面食らった感じで、
必要以上に後ずさりしていた。

エレベーターが到着したが、
別段混んでいるわけでもなかった。

朝の京王線に比べれば大したことないじゃないか、
何でここに2人もいるんだ、ここにお金を
使うくらいなら入場料を安くしてくれと
思いながら、エレベーターに乗った。

階は52Fに。

エレベーターはもちろん高速。

こんなに速いエレベーターはこれまで初めて。

そして到着。

……


ボストン美術館は現在一部改修中。

ということで展示物が日本に今回ってきている。

音声ガイダンス500円加賀丈史に惹かれながらも、
中に入った。

彫像、宗教画、風景画…

時代順にではなく、テーマごとにというのが、
この絵画展の売りだと、はじめの挨拶に記してあった。

僕はこういうときわりと一枚一枚丁寧に見るタイプ。

しかし、だいたい中盤から疲れてくる。

そして、結局、あれなんだったのか?

となるタイプ。

今回も途中までは割と丁寧に絵を眺め、
解説文をちゃんと読んでいた。

案の定疲れた。

そして、あまり興味のない絵はさっと
飛ばすことにした。

とりあえず全部を見て、
もう一度見たいと思った絵だけをまた見ようと
決めた。

結局戻ってみようと思ったのは2点。

レンブラント作の「ヨハネス・エリソン師」と
フランチェスコ・デル・カイロ作の「洗礼者ヨハネの首を持つヘロデヤ」

この2作は僕の心を捉えた。

何度も見た。

ヨハネス・エリソン師とは、
17世紀のオランダ改革派教会の牧師。

自宅の座椅子に正装して座り、
執筆者に向ける眼差しと表情には、
知性と温かみが滲み出ているようだった。

この人に見つめられたら、僕の心は見透かされて
しまうのではないかという眼差しだった。

そんなエリソン師に見入ってしまった。

IMG_convert_20100513220010.jpg


もう一つは、全く別の衝撃。

ヘロデ大王の妻ヘロデヤがバプテスマのヨハネの首を
持っている絵。

なんとも衝撃的。

これだけを聞くとグロテスクな絵を思い浮かべるかもしれないが、
そうではない。

この絵の強調点は、ヘロデヤの表情。

からだがのけぞり、半目と半開きの口。

恍惚状態なのだ。

左手はヨハネの舌を引っ張っている。

余計なことを語るヨハネの口を痛めつけ、
黙っていろ!というメッセージか。

この絵は宗教画のコーナーにあった。

この絵の前では立ち止まる人がちらほらいた。

第一印象の与える影響力はものすごい。

僕も最初見たとき、度肝を抜かれるような衝撃だった。

罪の極地にいながら、恍惚状態。

人間の罪の悲惨さや深刻さを覚える絵だ。



終わってみれば、良い絵画鑑賞だった。

あれだけ悩んで結局来ることになったが、
来て良かった。

帰りにレンブラントのヨハネス・エリソン師の
ギフトカードを買った。

さらに、とどめで六本木ヒルズ近くの
花畑牧場カフェで一人生キャラメルメロンパンを食べ、
家路に着いた。

読書は車内で十分だった。

満足したオフだった。

そして、僕はこのブログを書いたのだった。
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