KGKヒデ主事の徒然日記

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静寂のOFF?ヴィルヘルム・ハンマースホイの絵画

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ヴィルヘルム・ハンマースホイを
ご存知の方はあまり多くないだろう。

彼はデンマークを代表する作家のひとりであり、
それこそ17世紀のフェルメールを思わせる写実的な
室内表現が特徴的である。

かく言う僕も初めて聞いた名前であった。

さて、苦行を経て後辿りついた国立西洋美術館。
有料の音声ガイダンスも借りていざ出陣である。

僕の予想とは意外に混んでいた。
やはり名だたる画家なのだろう。

ハンマースホイの絵の印象は何と言っても「暗い」。
風景画はほとんどが灰色を背景としている。
別に曇天なわけではない。

彼は基本的に暗い色を好んで使うのだ。
だから、青空が広がる画は目立つ。

彼は、光の使い方にもこだわっているようにも伺えた。
(僕が言うのも何なんだが…)

木全体はどんよりしていてはっきりとしないのだが、
その分、逆光から差し込んでくる木漏れ日が際立つ。

ハンマースホイの絵画は、100点近く展示されているのだが、
風景画は最初のうちだけで、あとはほとんどが室内画である。

室内と言っても、自宅ストランゲーゼ30番地と25番地(引越しした)での画が
ほとんどである。

妻イーダは後姿で描かれることが多い。
僕がこの美術館に足を止めたのもそうした画だった。

しかし、この後姿と言うのは不思議なもので、
何をしているんだろう、何を思っているんだろうという
想像力を掻き立てる。

こうしたことが画を楽しむことなんだろう。

彼は肖像画も書いているが、それは何か表情が
読み取れない。

いや、彼の画全体がそうなのだが、

「写実的だが、非現実的」

なのだ。

確かにそこにあるものを描写しているのだが、
そこにリアリティーが感じられない。
表情が感じ取れない。
でも、無機質な感じでもない。

何とも不思議な絵なのである。

だから、見入ってしまうんだろう。

こんなに画のことを論じたのは、人生初である。

ちなみに僕は高校時代に、美術が苦手で苦手で
仕方が無かった。

真面目に授業を受けてて「2」(5段階評価)だった。

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